監視の目をかいくぐり暗躍する裏デリ業者

大手の出会い系サイトでは、18歳未満の女性の登録を禁止しています。18歳でも、高校生は登録することができません。
さらに、サイト内の機能を全て使うためには、免許証・パスポートなどの身分証明書が必要です。
サイトで女子高生が援助交際していることが発覚でもしようものなら、免許取り消し、営業停止どころかサイト閉鎖に追い込まれてしまいます。
そのため、24時間体制で有人監視を行っているわけですが、高校生との援助交際を斡旋する裏デリ・闇デリといわれる危険な業者が普通の会員を装ってサイト内に紛れ込んでいます。
今回は、その手口と高校生・中学生との売春がバレる理由を説明したいと思います。
高校生や中学生売春斡旋の手口
1.女性会員を装い、お客を捕まえる
裏デリ業者が集めた女性の免許証などを使って、出会い系サイトに登録し、アダルト掲示板に援助交際を匂わせる書き込みを大量に行います。
メールを送ってきた男性とのやりとりは、「打ち子」といわれるアルバイトが行っていることが多いです。
打ち子の給料ですが、時給1,000円前後+1件成約ごとに歩合給がつくので、なんとか男性とのアポを取り付けようとします。
2.高校生や中学生、家出少女を斡旋
裏デリに登録している女性は、基本的には風俗嬢、フリーターが多いんですが、年齢制限のないアプリなどで見つけた高校生や中学生に「ウチに登録したら、トラブルの心配もないし、もっと安定してかせげるよ。」と声をかけ登録させています。
それらの少女の場合、料金も高く取れるので、打ち子もなんとかそっちを選ばせようとしてきます。
話がまとまったら、マンションやネカフェなどに待機させていた少女を指定のホテルまで連れて行って完了。
こうした裏デリ業者は、暴力団関係者だけでなく、個人で行っている場合も多く、月収数百万~数千万を荒稼ぎしているグループもあるようです。
なぜ、高校生や中学生との援交がバレるのか?
ここまで、高校生や中学生など未成年との売春、淫行を斡旋する業者の手口について説明してきました。
それでは、なぜこのような売春行為がバレて逮捕されるのか?についても触れておきたいと思います。
2つのパターンに分けられます。
1.斡旋業者の摘発からバレる
一番多いのは、このパターンです。
LINEやスマともなどのアプリには、サイバーポリスが一般女性を装って登録し、援助交際を匂わせるような書き込みを監視しています。
そして業者を摘発したら、過去のメールやLINEのやりとりなどの履歴をすべて押収しますので、相手の男性の身元も簡単に割り出せるというわけです。
2.相手の女子高生(中学生)がトラブルを起こしてバレる
援助交際をしている高校生や中学生というのは、一般的には悪い仲間たちと違法な行為を繰り返している可能性が高いですよね。
万引き、薬物、飲酒、夜遊びなどでの補導・・・・とキリがありません。
そして、1と同じように携帯、スマホの履歴から、援助交際した相手の身元を割り出します。
「メールのやりとりぐらいなら大丈夫だろ。」と甘く考えてたらダメですよ。
援助交際については、女性が事実を認めれば、メールの履歴だけでも立派な証拠になります。
高校生や中学生なんて、警察に脅されたり、なだめられたりすれば、簡単に口を割りますよ。
しかも、逮捕されるのは買った男の方だけですからね。
まとめ高校生や中学生との援助交際は絶対にしてはいけません!
その時にバレなくても、数週間後、数ヶ月後にバレて逮捕されるパターンが非常に多くなっています。
軽い気持ちで遊んだばっかりに、その後の人生を棒に振ることのないようにしてください!